このシリーズの最初のガイドでは、Anthropicの公式5スキルの「使い方」を学びました。今回はその自然な次のステップ、つまり他人が作ったスキルを使う側から、自分のスキルを「作る」側への飛躍です。なぜでしょう?それはきっと、あなたが毎回の会話でAIに同じ指示を繰り返しているからです。「このトーンで書いて」「納品前にこのチェックリストを確認して」「このレポート形式を使って」。自分だけのスキルは、そのプロセスを一度だけ捉えて永遠に使えるようにします。次からは何も説明しなくても、AIはあなたのやり方をすでに知っているのです。それを作るツールがSkill Creator、Anthropicの公式ツールで、一番驚くのは、コードを一行も書かずに100%会話だけで作れること。その方法を、すぐ使えるプロンプトと具体例つきで、ステップごとに紹介します。
スキルとは、あなたのAIが必要なときに読み込む指示のフォルダで、特定のタスクをきちんと、そして再現可能な形でこなすためのものです。リソース#1のもの(pptx、xlsx…)はAnthropicが作りました。でもここが強力なところ、あなた自身が自分のスキルを作れるのです — 誰のものでもない、あなたの仕事のやり方を封じ込めたスキルを。
その瞬間はとても分かりやすいものです。AIとのすべての会話で、また同じ指示のかたまりを貼り付けていることに気づくのです。「私のブランドトーンで書いて、親しみやすいけどプロフェッショナル、専門用語なし、絵文字は控えめに…」。「アプリを完成扱いにする前に、このチェックリストを確認して…」。同じ巨大プロンプトを、何度もコピー&ペースト。それが症状です。
Skill CreatorはAnthropic公式の「メタスキル」です。他のスキルを作るのを手伝うことが仕事のスキル。工場を作る工場です。あなたのスキルに何をさせたいかを伝えると、詳細を理解するためにインタビューし、スキルのファイル(SKILL.md)を書き、例を付け、テストまで手伝ってくれます。Anthropicの公式リポジトリ、オフィス向け5スキルと同じところにあって、GitHubで最も人気のあるものの一つです。
Anthropic公式のAgent Skillsリポジトリ。skill-creator(自分のスキルを作成・編集・テストするためのメタスキル)はgithub.com/anthropics/skills/tree/main/skills/skill-creatorにあります。Claude Codeへは /plugin marketplace add anthropics/skills と /plugin install example-skills@anthropic-agent-skills でインストール。さらにpptx、xlsx、docx、pdfなども含まれます。
Skill Creatorは、あなたのコーディングエージェント(典型的にはClaude Code)の中にあるツールです。一度インストールすれば準備完了。Anthropicの公式方法は、Claude Codeの中で書き込む2つのコマンドです。
/plugin marketplace add anthropics/skills
/plugin install example-skills@anthropic-agent-skills
/pluginコマンド)です。Agent Skillsはオープンスタンダードなので、Cursor、Codex、その他のエージェントでも動きます — それらではスキルの追加方法が少し変わります。一番簡単なのは、あなたのエージェントに「anthropics/skillsリポジトリのskill-creatorスキルをインストールして」と頼むこと。使っているツールに合わせて彼が案内してくれます。これは非プログラマー向けの方法で、Anthropic自身が確認しています。流れはシンプルです。
SKILL.mdを書きます。コピーして、捉えたいプロセスを伝え、Claudeに貼り付けてください。彼がSkill Creatorを起動し、専門用語なしで案内してくれます。
skill-creatorのアプローチを使って自分だけのスキルを作りたいのですが、コードは書かずに — 会話で、簡単な言葉で導いてください。 このスキルは、私が [繰り返しのプロセスを説明: 例「営業提案書の書き方」「アプリを公開する前の私のレビューチェックリスト」「SNS用の私のブランドトーン」] をどうやるかを捉えるものです。 お願い: 1. 必要な質問を、一度に一つずつ、簡単な言葉でしてください。スキルがいつ起動すべきか、どんな情報を受け取るか、どんな結果を期待するかを理解し、良い結果と悪い結果の例をください。 2. 私の回答をもとに、完全なSKILL.mdファイルを書いてください。その名前、正しいタイミングで起動させる説明、私のプロセスの明確な指示、そして2〜3個の埋め込み例を付けて。 3. 私のツール(Claude、Cursorなど)で有効化する正確な手順と、テストの仕方を教えてください。 4. テストしてうまくいかなかったら、調整を手伝ってください。 私がプログラミングを知っている前提にしないで。各ステップを初心者に説明するように教えてください。
はっきり見えるように、アプリを公開する前にいつも同じことを確認していると想像してください。ログインが動くか、テスト用のテキストが残っていないか、画像が読み込まれるか、支払いボタンが正しいサイトに行くか。毎回そのリストを繰り返す代わりに、それをスキルに変えます。上のプロンプトでチェックリストをAIに渡せば、そこから先は「公開前に私のアプリをレビューして」と言うだけ — 彼があなたの完全なチェックリストを、いつも同じように適用します。
もし後でコーディングエージェント(Claude Codeなど)を使うなら、Skill Creatorには上級モードがあります。あなたのスキルの自動テストを生成し、それがあるときとないときでどちらがうまく動くかを測り、パッケージ化できます。始めるのに必要はありません — 会話による方法で90%のケースは足ります — でも、スキルをプロ仕様にしたくなったときにそこにあります。
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